山小舎をベースに、あちらこちら出かけるうち、人と出会い、動物とも出会います。山深くわき出る露天風呂をやっと探し当てた喜び。
ある方にはタンポポ酒の作り方を教わりました。クリスタルラインで知る秋色やアサギマダラの神秘について。 |
上は朝焼け、下は紅葉で赤く染まった赤岳(2018.10.10)
テレビドラマの舞台になり、パンフレットに必ず登場する「八ヶ岳高原ヒュッテ」。
おなじみのこの建物の主、徳川義親という愛すべき殿様の話。
八ヶ岳はいろいろな文学作品に登場する。
放浪の俳人、山頭火が駆け抜け、島崎藤村が「千曲川のスケッチ」で野辺山あたりを描写、
「日本百名山」の深田久弥も海ノ口に立ち友の死をいたんでいる。
山のあなたの空遠く・・・いつしか私の中であこがれの地になり、その実現まで数年を要する「大事業」となった本沢温泉紀行。
ここに行かないで温泉を語る勿れ、と行ったから言えるのだ。
おだやかでないタイトルだが、ウソという野鳥を愛するご夫婦の話。オレンジ色から飛躍して「夕刊フジ」創刊余話。
ほとんど隣り合って同じ名前の村があるなんて、知らなかった。読みが違うなんて誰が知るか。いっそ飛び地合併を。
マドンナが、いまだにご活躍は慶賀に堪えないが、こればかりは耐えられない!入れ歯屋とかつら屋は許さないぞ。
「めしもりやま」という、富士山、南アルプス、八ヶ岳を望む、眺望絶佳のハイキングコース。
ナウマン博士がここからの眺めで着想を得た「フォッサマグナ」や「プレートテクトニクス」に思いを馳せる。
これはまだ実現してないのだが、次の目標は、この源流への旅と決めている。
そして、そこからほんの近くにある日本百名山のひとつ甲武信岳(こぶしだけ)登山。
長野とかかわりを持つようになって知ったいくつかの信州ゆかりの歌。
「故郷」「信濃の国」そして「早春賦」「故郷を離るる歌」に日本人と信州人のアイデンティティーをみるのは私だけだろうか。
日本語の美しさをも再認識する歌の数々。
山梨県北部の山ひだを縫って、八ヶ岳から勝沼方面に抜ける山岳道路がある。
奥秩父の林道を行くオフロード「クリスタルライン」のルポ。
八ヶ岳にたくさんいる蝶のひとつアサギマダラ。春には南国から「北帰行」、秋にはまた南を目指して飛翔。
不思議な習性と驚異の能力を知ると自然への畏敬が生まれる。
ひょんなことからサイトの亭主が住む「八ヶ岳高原海の口自然郷」の50年前の設計図を手に入れた。
西武グループの総帥兄弟が描いた夢と現実との比較もまた楽しい。