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宮崎ひさ子句集  (縦書きですので、下にスクロールしてください)

宮崎ひさ子自選50句(「七曜」昭和63年3月号掲載より)

その1(S30.7〜S36.12)

その2(S37.3〜S41.12)

その3(S42.1〜S44.12)

その4(S45.1〜S48.11)

その5(S49.1〜S51.12)

その6(S52.1〜S55.11)

その7(S56.3〜S58.11)

その8(S59.1〜S61.11)

その9(S62.2〜H4.9)

悼句

アルバム

日記帳から

「宮崎ひさ子さんのこと」
東京大学教授   川本 皓嗣

川本皓嗣氏が日本学士院会員に選出されました(2009.12.15)ので 一文を追記しました。
阿部義章氏ほかこの文章に登場する同級生4人が一夕集まりました。川本皓嗣氏が招待されたオバマ大統領の宮中晩餐会の話など一文と写真を掲載しました。 (2014.5.12)

「母のこと」
宮崎 健

宮崎ひさ子略年譜

家族連絡先

「雪散華」は母の一周忌(平成5年10月9日、唐津・松雲寺)にあたり発行した句集です。ホームページをつくる機会に今回そのままデジタル化したもので、文中の月日の記述はおおむねその時が基準です。

雪散華は「ゆきさんか」と読んでいただいていますが、2000年春、帝塚山学院の恩師、鍋島蘭子先生から「ゆきさんげを拝見」と電話をいただいたほか、他にも同じご指摘がありました。 仏教用語では、”さんげ”で、「仏を供養するため花をまきちらすこと」とあって、こちらのほうが正しいのですが、句集のタイトルは、空からはらはらと華のように降る雪の情景から名づけたことと、しんしんと降る雪のイメージに清音がほしくて、 あえてつけたものです。母の句は”さんげ”でつくっているので、始めからそうしておけばよかったと今ごろ後悔しています。読みはフロントページにしか入れていないのでお好きなように読んでいただいてけっこうです。 (2000年晩秋)

2002年(平成14年)11月末、メールを頂戴しました。

私は宮崎ひさ子様が同人でいらっしゃった俳句雑誌「七曜」の編集に携 わっております渡辺善夫と申します。ホームページを検索しているうちに、偶然 「雪散華」を見つけました。「八ケ岳の東から」ともども、懐かしく、楽しく 拝見させていただいています。私、七曜に所属して20年は越えますが、ひさ 子様にお目にかかったのは二三回かと思います。親しくお話をさせていただく 機会や、ご一緒に句会の席を並べたことはなかったように思いますが、その上品 なお姿は今も脳裏にございます。この度のせっかくのご縁ですので「雪散華」に 掲載の俳句、後輩としてしっかり勉強させていただきたく思っております。

尚、ひさ子様の御句を拝見していて気付いたのですが、平成元年10月の「佛母 たりとも女人はかなし潅仏会」はひさ子様の先生、橋本多佳子の有名な俳句 です。多分そのころ摩耶山天上寺にこの句を刻んだ碑が建立されましたので、 たまたま書き留めたのがひさ子様の作品と一緒になってしまったものと思 われます。取り立ててどなたが咎めるということはありませんでしょうが、 故人が一番首をすくめる思いをなさっておられるのではと、お知 らせさせていただく次第です。


私の不勉強で、長い間母の先生の御作を剽窃して掲載していたわけで、本当に申し訳ない ことでした。ありがたいご指摘ですぐに該当の箇所から削除しましたが、穴があったら入りたい心境 です。なお、渡辺善夫様はご自分でホームページ 「太陽の」を開いて おいででWEB句会などの活動をされています。連歌もたしなまれる多才な方です。
 

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