2006年BEST


※今年も今年発売されたアルバムではなく、今年俺が購入したアルバムからベストアルバムを選びまし た。

BEST ALBUM 洋楽
THE ATARIS「SO LONG,ASTORIA」
次世代メロディックに多大な影響を与えているATARISのメジャーデビューアルバム。出てきた頃の勢いは有りませんが、ボーカル、 サウンド、メロディー、どれをとっても完成度は高いです。後に出てきたバンドが、このバンドと同じ事をやっても面白くもなんとも無い です。欲を言うなら、短く勢いがある曲が2・3曲増えれば完璧でしょう。10曲目にはDon Henleyの「Boys Of Su mmer」をカバーしています。

TOY DOLLS「WAKEY WAKEY WITH」
89年発表の6th album。高校の頃良く聴いていたアルバムです。中古で凄く安かったから購入。今聴くと音質は悪いけど、サウ ンド自体は古さを感じません。この時代でこの音は凄い。ボーカルのコミカルな歌声さえ受け入れる事が出来れば、今のメロディックパン クファンにも受け入れられそう。最近ではSNUFFのダンカンも加入したしね。7曲目のインスト曲、「Sabre Dance」はク ラシックのカバーと思われます(未確認)。

THE QUEERS「SUMMER HITS NO.1」
全てのアルバムを持っている場合、寄せ集めやデジタルリマスターをして、新曲を1・2曲プラスしただけのベスト盤って中々買う気が起 きませんよね。そんな人にお勧めなのがこのアルバム。流石QUEERS!全曲録り直しています。こう言うベスト盤を待っていました。名 曲揃いのQUEERSにしては、収録曲が少ないので少々物足りませんが、録り直している所に価値があると思います。日本盤が出ると言 う事でかなり待ちましたが、出る気配がまったく無いので、仕方なく洋盤を買いました。日本盤は出るのでしょうか?是非とも 出して貰いたい所です。

SUGARCULT「PALM TREES AND POWER LINES」
次世代メロディックで久しぶりに良いと思ったアルバム。勢いはそれほど有りませんが、メロディーとアルバムの完成度が高く、ボーカ ルのシャウト具合もまた良いです。これよりもファースト(START STATIC)の方が激しいと言う事で、そっちも買いま したが評判ほど良く無かったです。

TRAVOLTAS「ENDLESS SUMMER」
前作「Club Nouveau」では失速しましたが、再び疾走感(スピードはそれほど無い)を取り戻し、アルバム全体の出来も良い です。まさにラモーンズとビーチボーイズの融合。なんと言っても1曲目の「One For The Road」と2曲目の「Liv  Tyler」でやられます。日本盤にはボーナストラックとして、ビーチボーイズの「Party」を真似たアコースティックアルバムが 全曲収録されています。その中でBAD RELIGIONの名曲「Sorrow」やBeach Boysの「California  Girls」などをカバーしています。夏に聴きたいアルバム!

BEST ALBUM 邦楽
該当無し。

BEST SINGLE,MINI ALBUM,7EP,V. A,SPRIT
BEAT CRUSADERS「...DAY AFTER DAY..」
アルバムはムラがあるけど、シングルは良いです。特に1曲目の「...DAY AFTER DAY..」の疾走感とメロディーは最高。

BEST LIVE
日時・曜日・場所アーティスト
今年観に行ったのはBIGWIGだけ。ボーカルが来日しなかった事を含め、ベストライブでは無かったです。



今年の傾向

最近は新しいバンドを探すのを止めたのか、良いバンドが出て来なくなったのか、それとも自分が新しい音に付いていけなくなったのかは 分かりませんが、今年もベテランばかりを選出しました。

そんな中でSUGARCULTのみ新しい発見。
今年2枚アルバムを買いましたが、一枚はまぁまぁ、もう一枚はベストに入れました。そう言った意味も含めて、まだまだ未知数なバンドか ?

そして今年も邦楽は該当無し。

ライブも該当無し。

最近は高い金を払って観に行きたいと思うバンドが無い。

QUEERSばりに安くやってくれれば観に行きやすいのだが。

久しぶりに観に行ったBIGWIGは、ボーカルが急病の為来日しなかったが、チケットは低価格だった。

ベテランが安く出来るのに、新人が安く出来ないのが気にいらない。

そう言った意味も含めて、新しいバンドを見に行く機会が減った。

これがライブに行かなくなった最大の原因かも。

話しは変わり、今年もMP3オーディオに付いて書いてみる。

去年MP3オーディオを1万円で買い「安い」と言っていたが、最近ではどんどん安くなり今年も2台購入。

一台はR.W.C社のTHUMBSTICK SOLiD Aqua512MBで5千円。
その数ヶ月後にソニーのNW-003、1Gで4千円を発見し速買い。

先にソニーを見つけていればSOLiDは買わなかったでしょう。

利点と欠点を上げてみる。

THUMBSTICK SOLiD Aqua
利点。
@軽い。
欠点。
@ネックイヤホンの音質が悪すぎる。
A曲の途中で電源を切ると曲の頭からになってしまう。
B電池が直ぐ無くなる。

ソニーNW-003
利点。
@軽い。
A音量レベルを揃える事が出来る。
B電池が長持ち。
欠点。
@Windows Media Playerで保存した音源がドラック転送出来ない。←これが最大の欠点。
A転送の際に使わないといけないSonic Stageと言うソフトが重い。
BFMラジオが付いて無い。
C昼間液晶を見ると殆ど見えない。
Dネックストラップが付いて無い(イヤホンのみ付属)

こう考えると最初に買ったRioが一番良かったかも。
欠点を上げると重量が重いくらいだし。

どんどん安くなるから2Gくらいで5千円とかだったらまた買ってしまいそうだ。
これだけ安いと電池を交換するより新しいのを買った方が得な気がする。

最後に今年一番良かったアルバム。

QUEERSの「SUMMER HITS NO.1」で決まり。
ベスト盤で録り直している所が凄い。




↓ちなみに今年買った音源です。ベストには入れませんでしたが今年良く聴いていたアルバムには を付けときます(★★はベストに入れた物です)。

HOLLAND[PHOTOGRAPHS& TIDALWAVES]
ビューティフルメロディーで、エモと言うよりギターポップ寄り。似たような曲が多いのが欠点。TOOTH & NAIL

THE OFFSPRING[SPLINTER]
短く速くふざけた曲も有り。オフスプでは一番良いかも。

SUGARCULT[START STATIC]
前評判でかなり良いと聞いていたけど、それほど良くなかった。

Yellowcard[Lights and Sounds album]
ダイブ大人しくなり、良い曲と悪い曲の差が激しい。

木村カエラ[Scratch]
TVKサクサクでブレイク。サウンドより可愛らしさに魅力を感じる。バックを、CAPTAIN HEDGE HOG、REACHのメ ンバーが務めている為かサウンドはしっかりしています。ただ作曲者がばらばらな為か、アルバム全体の纏まりは無いです。

CHIXDIGGIT![PINK RAZORS]
カナディアンラモーンパンク。遂にファットから発売。このアルバムは完成度が高いです。もう少し変化球的な曲があればベストに入れ たと思います。ラモーンパンク好きはマスト。読み方がムズイ。チクスディギットと読むそうです。

ME FIRST AND THE GIMME GIMMES[LOVE THIR COUNTRY]
ファットオールスターによるカバーバンド。タイトル通り今回はカントリーのカバーです。知ってる曲が少ないですが、今回のアレンジは勢いがあって良いです。

REGGIE AND THE FULL EFFECT[UNDER THE TRAY...]
ex-GET UP KIDSのバンド。このアルバムでは、一発のパンチ力はある物の、アルバム全体の出来としては少々物足りません。

THE DRAFT[IN A MILLION PIECES]
ex-HOT WATER MUSICの3人にギターを一人加えたバンド。若干ポップになった気はしますが、HOT WATER MUSIC系です。

PANIC! AT THE DISCO[A FEVER YOU CAN'T SWEAT OUT]
メロディックを基盤としながらも、ミュージカルやサーカス的な要素を感じるバンド。凄い、新しい、面白い、がしかしイマイチ好きになれない。何故?

BAD ASTRONAUT[TWELVE SMALL STEPS,ONE GIANT DISAPPOINTMENT]
LAGWAGONのJoe Capeのサイドプロジェクト、今作はSUGARCULTのメンバーも参加しています。今までで一番暗い。期待していただけにイマイチ。

MAD CADDIES[JUST ONE MORE]
底抜けに明るいスカメロディック。良いです。

HAGFISH[...ROCKS YOUR LAME ASS]
ラモーンパンク。次のアルバムに期待。

QUEERS[WEEKEND AT BERNIE'S]
ライブ盤。[LIVE IN WEST HOLLYWOOD]が入門編だとすると、こっちはマニア向け。Winpyが数曲歌っています。

★★SUGARCULT[PALM TREES AND POWER LINES]
良かった。最近のメロディックでは一番良い。

CHIXDIGGIT![BORN ON THE FIRST OF JULY]
カナダ産ラモーンパンク。兎に角ボーカルのカスレ声がカッコイイ。

THE MANGES[THE MANGES 'R' GOOD ENOUGH]
QUEERSとも親交があるラモーンパンク。ラモーンパンク好きはマスト。グーニーズのカバー有り。

RISE AGAINST[SIREN SONG OF THE COUNTER CULTURE]
ハードコアよりのメロディック。出てきた頃の衝撃は感じられなかったけど中々良い。

ME FIRST AND THE GIMME GIMMES[TAKE A BREAK]
ファットオールスターによるカバーバンド。オリジナルがR&B系の為か、知らない曲ばかりでアレンジもイマイチ。

★★THE QUEERS[SUMMER HITS NO.1]
流石QUEERS。ただのベスト盤とは訳が違います。全曲録り直しています。

V.A[PUNK ROCK IS YOUR FRIEND]
Kung Fuのサンプラーオムニバスの第三弾。これまた良質レーベル。VANDALSのjoeのレーベル。

BIG WIG[UN MERRY MELODIES]
メタル&ハードコア色の強いメロディック。初期音源の為かイマイチ、次のアルバムから格段と良くなります。

★★BEAT CRUSADERS[...DAY AFTER DAY..]
シングル、2曲とも良いです。

V.A[HOPELESSLY DEVOTED TO YOU VOL.4]
HOPELESSのサンプラーオムニバスの第四弾。地味ですが良いレーベルです。

V.A[ANOTHER YEAR ON THE STREETS]
Vagrantのサンプラーシリーズ。エモレーベルでは一番良いのでは。

YELLOWCARD[LIGHTS AND SOUNDS]
シングル。1曲目はかなり良い。

SPRIT:BEAT CRUSADERS & SKAYMATES[OZZY!!]
ビークルの数曲は良いが、全体的にはイマイチ。

TEN FOOT POLE[BAD MOTHER TRUCKER]
悪くは無いけど、パンチ力が無くなった。

V.A[PUNK O RAMA 8]
2枚組みでこの価格は安い。パンクの枠にとらわれていない所もまた良し。

GREEN DAY[HOLIDAY]
AMERICAN IDIOTからのシングル第二弾。2曲いりで2曲目は「MINORITY」(LIVE)。

V.A[FUELED BY RAMEN RECORDS AUDIOCATALOG]
今一番勢いのあるレーベルFUELED BY RAMENのサンプラー。看板バンドはSTEREO

TRAVOLTAS[THE HIGHSCHOOL REUNION]
メロディーは相変わらず良いけど、再びパンチ力が無くなった新作。

JOSHUA[BAGGAGE EP]
まだあまり聴き込めてません。エモ。

V.A[HOPELESSLY DEVOTED TO YOU VOL.3]
目玉はQUEERSの未発表。良質なバンド多し。

★★THE ATARIS[SO LONG,ASTORIA]
次世代メロディックと呼ばれるバンドは、このバンドのコピーみたいなのが多い。

REGGIE AND THE FULL EFFECT[GREATEST HITS '84-'87]
GET UPのキーボーディストのバンド。どのアルバム買っても外れなし。GET UPよりこっちが好き。

AVAIL[ONE WRENCH]
ベテランストロング&メロディック。

GREEN DAY[BULLET IN A BIBLE]
ライブ盤。ライブで曲が長くなるのは良いけど、アルバムでは短くして欲しい。

V.A[ROCK AGAINST BUSH VOL.1]
未発表曲が多くて良し。

THE PUNKLES[BEAT THE PUNKLES!]
全曲ビートルズのカバーをパンク調のアレンジで演奏しています。オリジナルが良いから当然良いです。

V.A[A REALLY BIG MOUTH VOL.2]
次世代メロディック好きにはたまらないレーベルのサンプラーオムニバス。

VOODOO GLOW SKULLS[WHO IS,THIS IS?]
昔聴いた時は「イマイチ?」と思っていましたが、改めて買ってみたら中々良いです。

SIDE WALK SLAM[GIVE BACK]
MXPX直系のサウンド。このアルバムが一番良い。プロデューサーはALLのBILL STEVENSON & STEPHEN EGERTON。

★★TOY DOLLS[WAKEY WAKEY WITH]
ボーカルの個性的な声さえ受け入れる事が出来れば最高のアルバム。最近ではSNUFFのダンカンがドラムで加入したとか。

OZMA[ROCK AND ROLL PART THREE]
完璧なWEEZERフォロアー。グットメロディー。

V.A[UNSOUND]
PUNK O RAMAに変わるエピタフサンプラーオムニバスの新シリーズ。

PULLING TEETH[FOR WHOM ARE TEETH PULLED?]
勢いが落ちててがっかりしました。

NOFX[WOLVES IN WOLVES'CLOTHING]
[So Long And Thanks Foe All Theshoes]以降のアルバムで良いと感じたアルバムは有りません。期待が高いだけにがっかりだった作品。

V.A[TAKE PENACILIN NOW]
印象に残る曲が少なかったです。

BRAHMAN[CAUSATION]
シングル。中々良かった。

THE LOVED ONES[KEEP YOUR HEART]
KID DYNAMITE, PAINT IT BLACK, TRIAL BY FIREのメンバーからなる3ピース・メロディック・ハードコアバンド。次のアルバムで大ブレークしそう。

WRECKING CREW[月我消えるまで]
哀愁漂う男女ツインボーカルメロディック。

NICOTINE[PUNK ROCK XMAS]
クリスマスカバーアルバム。イマイチ。

NICOTINE[DISCOVERED]
イマイチ。

★★TRAVOLTAS[ENDLESS SUMMER]
ラモーンパンクとビーチボーイズの融合。今作は再び勢いを取り戻し、メロディーも最高。

V.A[SAD SONGS REMIND ME THE EMO DIARIES CHAPTER NINE]
DEEP ELMのエモオムニバスリシーズ第9弾。まれにキラリと光るバンドが収録されています。

V.A[WHAT'S MINE IS YOURS THE EMO DIARES CHAPTER ONE]
DEEP ELMのエモオムニバスリシーズ第1弾。

LOW IQ ICHI[MASTERLOW]
ex-SUPER STUPIDのボーカルのソロプロジェクト。引き出しの多さを感じるアルバム。

V.A[AN OCEAN OF DOUBT THE EMO DIARIES CHAPTER FOUR]
DEEP ELMのエモオムニバスリシーズ第4弾。

V.A[I GUSS THIS IS GOODBYE THE EMO DIARIES CHAPTER FIVE]
DEEP ELMのエモオムニバスリシーズ第5弾。

NERF HERDER[AMERICAN CHEESE]
ギターポップぽさも感じるベテランメロディック。隠れたGOODBAND。

THE STYLE COUNCIL[INTRODUCING]
ポールウェラーがジャムの後に組んだバンド。良いと思う曲が無かった。

SUGAR RAY[MR.BARTENDER]
あまり聴かなかった。

SPRIT:SENSE FIELD & ONELINEDRAWING]
解散してしまったSENSE FIELDとONELINEDRAWINGのスプリット。どちらも綺麗なメロディーが持ち味。

SENSE FIELD[PART OF THE DEAL]
ミニアルバム。

NO USE FOR A NAME[LIVE IN A DIVE]
良い事は良いけど、選曲に不満有り。ライブ盤。



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