PUNK ROCK
DISK REVIEW
邦楽B
DISKの評価は、5点満点です。
CDの点数については個人的主観で勝手につけているので点数についての苦情は受付けません。新しいものから古いものまでなんでも紹介します。
・BACK DROP BONB
・Bandwagon
・BANAN BOAT
・BARRICADE
・B−DASH
・BEAT CRUSADERS
・BENCH WARMER
・BENTROOT
・BIG HOUSE
・BLEW
・boat
・BRAHMAN
バンド名「タイトル」
内容 曲数 点数 (レーベル) (国) (この REVIEWを書いた日)
BACK DROP BONB「THE NEW SOUTH HAND BLOWS AND NOUTH KICK BLOWS」
SWEET HONEYより96年発売のアルバム。音はラップを主体としたミクスチ
ャーパンクです。普段ラップなどまったく聴かないけどこのバンドは素直にカッコイ
イと思った。特にツインボーカルのカッコ良さと、ホーンの使い方が凄くうまいです。
全7曲 4.5点 (SWEET HONEY) (日本)
(98.9/25) ¥1,942without tax
BACK DROP BOMB「ROUGH INTRODUCTION FOR THE NEXT」
TOY’S FACTORYより99年に発売されたBACK DROP BOMBのメジャーデビューマキシ
シングルです。1曲目の「FLOW」は後に彼らの方向性をうかがわせる歌物中心の曲です。2曲目の「T
URN ON THE LIGHT」は彼ら初のスカを取り入れたナンバーです。1・2曲目共に後にアルバム
「MICROMAXIMUM」に再録されました。3曲目の「BLACK SKY GOES AGAIN」は
ファーストアルバムの「THE NEW SOUTH HAND BLOWS AND NOUTH KICK B
LOWS」に収録されていた曲で、別テイクまたはリミックスバージョンと思われます。全3曲 3.8点
(TOY’S FACTORY) (日本) (2002.03/12)
↓収録曲
1.FLOW[IT'S LIKE THAT]
2.TURN ON THE LIGHT
3.BLACK SKY GOES AGAIN
Bandwagon「THE BROWN STUDY」
2000年に発売されたBandwagonの2曲入りシングルです。このバンドはex−OATMEAL
とex−POPCATCHERのメンバーを中心に結成されたバンドで、このシングル収録曲の2曲を聴く
かぎりでは、グランジ〜情熱的に歌い上げるエモってな感じのロックです。ピアノやらバイオリンなど様々
な楽器を使用しているので、音に厚みがあり迫力を感じます。ex−OATMEAL&POPCATCHE
Rって事で、その両バンドと比べてしまいますが、OATMEALがみせていた疾走感は無く、どちらかと
言えば後期のPOPCATCHERの方に近いと思います。この音源は確かライブハウスと通販のみの発売
だったと記憶しているので、CD屋で見付けるのは困難だと思います。全2曲 4.2点 (?) (日本)
(2002.05/23)
↓収録曲
1.THE BROWN STUDY
2.NIEL ARMSTROUNG WITH HIS REASONS
BANAN BOAT「WHAT’S THE THING WE DO FIRST?」
TV−FREAKから発売のBANAN BOATの1stアルバム。音はSTRUN
G OUT meets NO USE FOR A NAMEといった感じだけど、ただのモ
ノマネバンドではない。曲のクオリティーも高いしメロディーのセンスも良いです。
TV−FREAKのオムニバス「TV−FREAK A GO GO!」に収録の2曲を
再録しています。FAT系のバンドが好きな人にはお薦め。全9曲 4点
(TV−FREAK) (日本) (98.8/12以前)¥1,800without tax
BARRICADE「BARRICADE」
96年発売のアルバム。日本語で歌うパンクバンドでボーカルの声が凄いダミ声です
。ストレートの曲が多いのでもっと色々なタイプの曲を作って欲しいです。全7曲 3
点 (BLACK HOLE) (日本) (98.9/16) ¥1,380wi
thout tax
B−DASH「ENDLESS CIRCLE」
Limited Recordsより99年に発売されたB−DASHの1stミニアルバムです。このバン
ドはテレビ東京系の「ハング アウト」出演により一気に知名度がアップしましたね、その出演時のバンド名
はハグキダッシュでしたが。音的には典型的なメロコアで曲によってはスカ的なリズムギターも入っており、
メロコアバンドの基本中の基本を忠実にやっているって感じがしました。そのためか何となく面白味のない
バンドに感じてしまいました。5曲目に入っている「MI・SO・SHI・RU」と言う曲は歌詞がフザケ
タ感じなんだけど、そのふざけ具合も面白いって感じるよりはむしろ寒いって感じてしまいました。ボーカ
ルの声は凄く良いんだけどメロディーがイマイチな所が残念です。全5曲 2点 (Limited) (日
本) (2001.02/19) ¥1,050(税込)
↓収録曲
1.ENDLESS CIRCLE
2.KIDS
3.GOD OF
MUSIC
4.VOICE OF TRUTH
5.MI・SO・DHI・RU
BEAT CRUSADERS「NEVER POP ENOUGH E.P.」
LASTRUMより99年に発売されたBEAT CRUSADERSの1st Singleです。このシ
ングルは300円ロープライスで発売された物で、当時レコード店の店先には「SNUFFを彷彿させるボ
ーカル、パワー・ポップにシンセサイザーを導入した様な感じ」と紹介されていて、SNUFF好きの俺は3
00円の安さにも釣られてこのシングルを買った記憶があります。聴いてみると確かに、ボーカルの声はS
NUFFを彷彿させる感じでカッコイイ歌声でした。しかし聞き込むと何よりもこのバンドの良さはメロデ
ィーだと分かります。とてもキャッチーで覚えやすいメロディーは一遍にこのバンドを気に入るでしょう。
内容の方は1曲目の「E.C.D.T」は1st albumにも収録されました。2曲目の「ATTENT
ION,PLEASE」はこのシングルのみ収録。3曲目の「PONDEROSA」は2nd albumの
「ALL YOU CAN EAT」に別バージョンで再録しました。全3曲 4点 (LASTRUM) (日
本) (2001.07/03) ¥300 WITHOUT TAX
↓収録曲
1.E.C.D.T
2.ATTENTION,PLEASE
3.PONDEROSA
BEAT CRUSADERS「HOWLING SYMPHANY OF」
LASTRUMより99年に発売されたBEAT CRUSADERSの6曲入りのミニアルバムです。先に
出た300円シングルでやられた人も多いと思いますが、その300円シングルでやられた人は当然このア
ルバムも期待して買ったよね。その期待をこのミニアルバムでも裏切っていません。このミニアルバムでも
存在感のあるボーカルにメロディーの良さは生きていて、特にシングルになった1曲目の「E.C.D
.T」と4曲目の「BALK」は圧巻です。エンジニヤにHUSKING BEEの「GRIP」やSHER
BETの「SHERBET」などをプロディースしたEiji Taniを起用しているのも良い方向にいっ
ていますね。この人の音作りはほんとに良いですね。全6曲 4.1点(LASTRUM) (日本)
(2001.07/05) ¥1,500 WITHOUT TAX
↓収録曲
1.E.C.D.T.
2.RATS ME
3.DERIDE
4.BALK
5.MEMENTO
6.BASE BONE BOOGIE
BEAT CRUSADERS「FIRE STARTER」
LASTRUMより2000年に発売されたBEAT CRUSADERSの2曲入りロープライスシングル
です。このシングルは確かアルバム「ALL YOU CAN EAT」が発売される直前に発売された物だと
記憶しています。1曲目の「FIRESTARTER」はBEAT CRUSADERSらしいどっしりとし
た曲です。この曲はアルバム「ALL YOU CAN EAT」にも収録されていますが、アルバムバージョ
ンとは若干異なります。2曲目は「FIRESTARTER」のリミックスです。全2曲 4点 (LAST
RUM) (日本) (2002.05/15) ¥315(税込価格)
↓収録曲
1.FIRESTARTER
2.FIRESTARTER(PLAYNOTE REMIX)
BEAT CRUSADERS「ALL YOU CAN EAT」
LASTRUMより2000年に発売されたBEAT CRUSADERSのアルバムです。ミニアルバムの
「HOWLING SYMPHANY OF」と比べると大幅なサウンド変化は無い物の、骨太なボーカルで
相変わらず良いメロディーを聴かせてくれます。ただ4曲目の「FIRESTATER」と8曲目の「PO
NDEROSA」は既にシングル(アルバムとは別バージョン)で出ていたためと、収録曲が8曲と少ない
せいか何となく物足りなさを感じてしまいました。全8曲 4点 (LASTRUM) (日本)
(2002.01/10)
↓収録曲
1.GTS
2.JOKER IN THE CROTCH
3.WINDOM
4.FIRESTATER(ALBUM
MIX)
5.SAD SYMPHONY
6.DELIRIOUS
7.BLISTER BLUES
8.PONDEROSA(AT THE SPEED OF SOUND)
BENCH WARMER「BENCH WARMER」
START TODAYより98年に発売されたアルバムです。音的にはロックで、歌い上げるボーカルと激
しくシャウトする(叫んでいる様な)コーラスがとても印象的なバンドです。アルバム的にも全体的に
纏まっていて凄く良いアルバムです。このバンドは既に解散していますが、メンバーのKuwajima兄
弟は現在seasonと言うバンドで活動しているので、このアルバムが気に入った人はseasonの方
もチェックしてみては。全7曲 4.5点 (START TODAY) (日本) (2001.06/04)
↓収
録曲
1.GO WELL
2.NOW AND FOREVER
3.LOOKING FOR...
4.NOTHING IS BETTER THAN WHAT YOU
SING
5.INCOMPLETE
6.A GOOD TIME
7.I WILL GO
BENTROOT「Better Than All The Rest...」
AARON PLANETより99年発売の6曲入りのミニアルバム。前作のSTOMPEDEとのスプリ
ットと比べると、若干迫力とかスピード感が弱く感じて少し物足りない気がします。
曲も2曲目と4曲目はスピード感もあって凄くカッコイイんだけど、他の曲が良くも
なく悪くもなくといった感じでまぁまぁです。どのバンドにも言えるんだけど、この
バンドもミニアルバムでなくフルアルバムで聴いてみたいです。6曲目の「KOOLONG」
は前作のスプリットからのリミックスバージョンです。全6曲 3.5点
(AARON PLANET) (日本) (99.03/27) ¥1,800
without tax
BIG HOUSE「RIP OFF」
SKYより98年に発売されたBIG HOUSEの1st albumです。音は正統派メロコアで、捻り
はないんだけど勢いもあるしアルバム全体的にも良く纏まっていて中々良いです。ただ捻りがないせいか、
これと言った個性が無いのが欠点かも。洋楽ならNO USE FOR A NAME、邦楽ならBANAN B
OATなんかが好きな人に好まれそうなバンドです。全10曲 4点 (SKY) (日本) (2002.02/17)
↓収録曲
1.RIP OFF
2.I CAN'T FIND YOU
3.STAIN
4.I CAN'T GET OVER
5.FEEL AT
EASE
6.CLEAR
7.IN MY WALL
8.FALL FOR
9.NEVER GONE TO DIE
10.DON'T BE AFRAID
BLEW「YOU’RE NOT THE ONLY ONE 」
SNUFFY SMILEより97年に発売されたBLEWの2ndアルバムです。前作「ACCIDENT」
ではボーカルの声が“なよなよしていて嫌だな”って思っていたら、この2ndアルバムでは、一転して骨太
で力強く絞りだす様なハスキーボイス変わっていました。それにより前作で感じたしょぼさや弱さは影を潜め
、力強さと渋さが増してより一層カッコ良くなりました。SNUFFY SMILEのオムニバス「ULTI
MATE SLOW BEATS」収録の「PROMISE」や7inchレコードで出ていた「FRIDA
Y」が再録されています。このバンドは惜しくも解散してしまいましたが、BLEW在籍メンバーは現在S
OON・THE URCHIN・DiSGUSTEENDSなどで活動しています。全11曲 4点 (SNU
FFY SMILE) (日本) (98.8/16書き直し2001.08/12)
↓収録曲
1.ATMOSPHERE
2.YOU'RE NOT THE ONLY ONE
3.PROMISES
4.FRIDAY
5.WHAT'S GOING ON
6.AM I ALIEN?
7.PRECIOUS
8.DON'T BREAK ME
9.SHE KNOWS
10.8 HOURS A DAY
11.WASTED
boat「ウォティパティ(パ’28)/Usunoro Pork Face」
BAD NEWSより99年に発売された2曲入りシングルです。このバンド、この音源しか聴いた事ないの
で音をどう伝えて良いのかわかりません。よって曲の解説にします。1曲目の「ウォティパティ(パ’28)
」は中国語で歌っています。そのせいか女性ボーカルの声の響きとメロディーが妙に耳に付く曲で、こ
の曲だけを聴くとPOPSかなと思います。しかし2曲目の「Usunoro Pork Face」を聴く
と一瞬あれ?っと思います。こっちの曲はパンキッシュで軽いハードコアに聞こえます。こっちの曲は男女
のツインボーカルで男の方のボーカルはかなり絶叫しています(ちょっとデス入ってる)。こうなるとアル
バムも聴いてみたくなりますね。「FRUITS★LEE」と言うミニ?と「SOUL,THRASH,T
RAIN」と言うアルバムが出ている様です。全2曲 3.3点 (BAD NEWS) (日本) (2001.05/02)
¥500(税込)
↓収録曲
1.ウォティパティ(パ'28)
2.Usunoro Park Face
BRAHMAN「A MAN OF THE WORLD」
TACTICSより98年に発売されたBRAHMANの1st albumです。1st ミニアルバムの
「GROPE OUR WAY」を聴いた時にはカッコわり〜と思い(カッコ悪かったから友達に売っちゃっ
た)、2ndミニアルバムの「WAIT AND WAIT」を聴いた時にはだいぶ良くなって来たなと思い
、これは次のアルバムではかなりやってくれるのではと期待した物です。で、結果は?と言いますと期待通
りのアルバムでした。前作・前々作の二つのミニアルバムと比べると民族音楽的なアプローチは若干姿を消
し、パンク〜ロック色が強く出ている勢いのあるガシットしたアルバムです。このバンドは昔から日本語と
英語の両方で歌っていたので、一つのアルバムの中に日本語と英語の曲があってもそれほど違和感は感じま
せんが、全体の統一感を考えるとやっぱり少し聴きずらいです。まぁでもサウンド的には素晴らしいアルバ
ムだと思います。5曲目の「TONGFARR」の出だしの琴の様なギターのアイデアは面白いですね。7
曲目の「CHERRIES WERE MADE FOR EATING」はゴダイゴのカバーで、8曲目の「
NO LIGHT THEORY」ではゲストコーラスにKAORI KAWAMURAを迎えています。嬉し
いのはオムニバス「FARM」に収録されていた「SEE OFF」が再録されている所ですかね。このバン
ドはCOKEHEAD HIPSTERSが気に入って、COKEがツアーに参加させ、CDをリリース
した事によって知名度がかなり上がりましたね。全11曲 4.2点 (TACTICS) (日本)
(2003.01/21) ¥2,310(税込価格)
↓収録曲
1.THAT'S ALL
2.THERE'S NO SHORTER WAY
IN THIS LIFE
3.ANSWER FOR...
4.NEW SENTIMENT
5.TONGFARR
6.GOIN' DOWN
7.CHERRIES
WERE MADE FOR EATING
8.NO LIGHT THEORY
9.HIGH COMPASSION
10.SEE OFF
11.TOKI NO KANE
BRAHMAN「deep/arrival time」
Tacticsより99年に発売されたBRAHMANのシングルです。正直このバンドが出てきた頃はこ
んなに売れるとは思いませんでした。しかし作品を出すたびにどんどん良くなってきて今回のシングルです。
1曲は英詞もう1曲は日本詞なんだけど、このバンドほど英語と日本語を上手く使いわけているバンドは居
ないんじゃないかな。曲の方も文句なく良かったです。全2曲 5点 (Tactics) (日本)
(2000.07/31)
↓収録曲
1.DEEP
2.ARRIVAL TIME